50代はあと何年生きられる? ライフプランはどうする?

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50代になると、あと何年生きられるかを考える時があります。これは老後のライフプランを考える上で必要なファクターでもあるでしょう。

実際にはあと何年生きられるかなんてわかるものではありませんので、私たちは指標を活用していくことになります。この指標も多く存在しており、どれを参考にしたら良いのでしょうか。

平均寿命

多くの人が参考にしているのは厚生労働省が発表している「平均寿命」かもしれません。

毎年伸びている平均寿命ですが、男性は81歳、女性87歳(平成29年)となっています。これで計算してみると、50歳の場合で男性は余命31年、女性は余命37年になります。

実はこの指標は、平成29年に生まれた人の平均寿命を表しています。そもそも、私たちに向けた指標ではないのです。

では、私たちが生まれた昭和40年代の平均寿命を見てみると、男性73歳、女性80歳とあります。こちらの方が正しいということになってしまいますが、現実を見てどうでしょうか。かなり乖離してしまっていることに気づきます。

この指標は実際の寿命よりも低い水準になっていると思うのであれば、平均寿命を軸にライフプランを考えると危険であるでしょう。

平均余命

厚生労働省が発表するものは「平均寿命」だけではなく、「平均余命」も発表されています。

50歳の平均余命を見てみると、男性32.6歳、女性38.3歳となっています。昭和40年代の平均寿命とは大きく乖離していますが、今年発表された平均寿命とは近似値となっています。

平均余命の計算方法は、生存率や死亡率などを計算したものです。あくまでも期待値といえます。

不慮の事故や病気などで亡くなる人もいますが、本来の寿命とは異なる死亡要因も計算に含まるため、本来の寿命よりも低い数字が出やすいともいえるでしょう。ライフプランを考えるための指標としては不十分である可能性は高いです。

寿命中位数

あまり聞きなれない指標ですが、こちらも厚生労働省が「平均寿命」と同時に発表している統計です。

最新の平成29年度の寿命中位数は男性84歳、女性90歳です。平均寿命、平均余命の数値よりも高くなっていますが、どのような指標なのでしょうか。

寿命中位数は、全体の半数が到達する年齢を表します。つまり、女性の場合は全体の半分が90歳になるということです。

全体の寿命から割り出されていることでこちらは有力な指標といえるでしょう。ライフプランを考えるのあれば、この数値+5~10年で考えると安心です。男性ならば90歳、女性は95歳となります。

人生90年時代、人生100年時代というのはあながち間違えではなさそうです。