株主優待を目的にした投資は実は危険だった

投資

株主優待は、最近ではテレビなどでも株主優待の特集が組まれるほど人気になっています。話だけ聞くと投資したくなるものですが、実際どうなのでしょうか。

株主優待を目的とした投資は確かに魅力的ではありますが、本来はおまけのようなもので、投資という観点からはリスクが高いとも言われています。

なぜ、株主優待を目的とした投資にリスクがあるのか見ていきましょう。

株主優待は変更される場合がある

株主優待は上場企業が株主へ還元するための1つの方法です。一般的には配当(現金)での分配が基本であることから、株主優待はおまけのような存在です。

この株主優待は1年間に何十社も変更を行うほど、目まぐるしく変わっていることを覚えておきたいです。

変更と言っても、株主優待の拡充を行うなら嬉しいことですが、株主優待の改悪や株主優待の廃止も含みます。

株価は企業の業績はもちろんのこと、配当や株主優待によって支えられています。この株主優待が変更されたことによって、株価が大きく下落するということも十分ありうるわけです。

特に業績が悪くなると、株主優待や配当の利回りが下がることが一般的です。株主優待だけに着目して株を買うというのは、かなりリスクがあるのです。テレビでも株主優待を紹介するのは良いとは思いますが、リスクについてはあまり触れませんね。

成長性のある会社に投資ができない

投資対象が株主優待制度を導入している会社のみになってしまうと、株主優待を導入していない成長性のある会社を見逃してしまうことがあります。

株主優待を導入する会社は約3割と言われており、残りの7割は導入していないのです。このように考えると、狭い視野で投資になりがちになってしまうのです。

また、株主優待を導入する会社は食品メーカーや外食チェーン、サービス業などに多く固まっており、特定の業種ばかりに目がいきがちになります。

売りの判断がしにくくなる

株主優待目的で保有している株に悪材料が出たときに、売るという判断ができないという人が多いです。株主優待が変更されるなどではない限り、売らないというのはリスクが高いものです。

株主優待だけを頼りに業績が悪い会社の株を持つことは投資効率を下げることにもつながります。株主優待目的で株を保有するにしても、その会社の動向はチェックしておき、株主優待とは切り離した判断をするべきです。