病気で仕事ができなくなった時の障害年金

年金

サラリーマンが病気になって仕事ができなくなると、健康保険の「傷病手当金」が支給されます。傷病手当金の受給期間中に病気が治って勤務に復帰できればいいのですが、そのまま休職し続ける場合は「障害年金」の申請をすることになります。

障害年金の受給対象者

障害年金を受給できるのは公的年金の加入者で、且つ以下の保険料の納付における要件を満たしている人です。

  • 傷病における初診月の前々月までの公的年金の加入期間において、保険料を納めた期間が3分の2以上である。
  • 初診日が65歳未満であり、初診月の前々月までの1年間に保険料の未納がない。

なお、障害年金を受給できる「障害認定日」は、傷病において医師の診察を受けた初診日から1年6ヶ月経っても回復が見込めず、その症状が固定した場合です。

なお、1年6ヶ月以内であっても、障害の改善が見込めないと判断されて治療が終わると、その時が障害認定日となります。

障害年金からの受給額

職業に関係なく受給できるのが「障害基礎年金」であり、1年間の給付額は1級と2級で異なります。

  • 1級:974,125円(月額81,177円)
  • 2級:779,300円(月額64,941円)
各等級とも子供(18歳未満)がいると金額が加算されます

サラリーマンの場合は障害基礎年金に加えて、等級ごとに「障害厚生年金」が上乗せされます(1~3級)。年金額は平均給与と勤続年数によって決まります。

  • 1級:報酬比例の年金額×1.25+配偶者の加給年金額
  • 2級:報酬比例の年金額+配偶者の加給年金額
  • 3級:報酬比例の年金額のみ(584,500円に満たない場合は584,500円)

サラリーマンは給与から年金保険料が天引きされるので滞納することはありませんが、自営業の人は業績が悪いと国民年金保険料を未納にしがちです。年金保険料を滞納すると老齢基礎年金だけではなく、障害年金を受け取ることもできなくなりますので、ご注意ください。