定年前に備えておきたいもの

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長く働いていると、誰もが定年を迎えます。あれもしたい、これもしたい。さまざまな希望を胸に、今の仕事に向き合っていることと思います。

しかし、夢ばかりではないのが現実です。定年を迎えるにあたり、落とし穴というべきことが実はたくさんあります。定年する前に注意すべきこととは何でしょうか。

健康保険の落とし穴

国民皆保険と呼ばれ、誰もが何かしらの健康保険に加入しています。

働いている時はあまり意識していませんが、実際はかなりの金額を負担をしています。通常、年収に対して負担割合が設定され、年収が高くなる定年期は健康保険料も高額となります。

定年を迎え、無収入となった瞬間に国民健康保険として前年の高額な健康保険料を納めなくてはならないので本当に注意が必要です。

月に5万円以上納めなくてはならない場合もよくあります。定年までにしっかり備えておかなければなりませんね。

年金に頼った生活設計に注意

働き方改革により、65歳まで働けるようなガイドラインが出されました。年金が支給される65歳までをつなぐためと言われていますが、果たして信じていいのでしょうか。

もしかしたら、70歳まで年金が支給されないといった時代がすぐにやってくるかもしれません。

無収入の61歳から65歳までにおよそ 1,000万円以上かかると言われていますが、余裕のある生活を望むならば 2,000万円は必要になるでしょう。

しかし、これも65歳からの年金支給を前提にしている話です。自分で老後資産をしっかり確保しておくことが重要であることは間違いありません。年金に頼った生活設計には要注意です。

自分の居場所は定年前に見つける

定年後に一番心配すべきことは、お金ではないのかもしれません。生活水準を落とせば、貧しくても何とかやっていけるからです。

実際、何ともならないものが「心」の問題なのではないでしょうか。

仕事しかしてこなかった男性は趣味や生き甲斐、家庭での居場所もなく、場合によっては熟年離婚の危機に直面します。

平均寿命が長くなった女性はパートナーに先立たれ、一人暮らしを余儀無くされてしまいます。定年後に待っているのは耐え難い「孤独」であるのです。

定年を仕事の終わりとして捉えるのではなく、新しい人生を歩み出すスタートラインとして準備して行くのがいいのかもしれません。