iDeCoへの拠出の単位が月から年へ変更になった

年金

「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の制度が改正され、掛け金の拠出が従来の月1回から、年1回積み立てれば良いというルールに変更されました。

これからiDeCoの加入を検討している人、またすでにiDeCoに加入している人でも、改正内容を確認した上で対応を検討するのが得策です。

iDeCoは自分で作る年金システム

年金と聞くと、多くの人は国民年金や厚生年金などの公的年金を思い浮かべますが、現在ではその公的年金だけでは不安を感じている人が少なくありません。そこで、自分自身で老後の生活資金を確保する制度が「個人型確定拠出年金(iDeCo)」です。

加入者の状況などによって拠出できる上限額に違いがありますが、拠出額は加入者が任意に決めることができ、自分で運用することによって将来受取る年金額を増やしていけます。つまり、iDeCoは自分自身で自分の年金システムを築くものです。なお、iDeCoへの拠出した拠出金全額が所得控除として適用されるため、節税にも繋がります。

年単位へ変わったことによるメリット

掛け金の拠出が月単位から年単位に変わったことで、拠出がやりやすくなりました。つまり、毎月拠出するという制約が無くなったことで、1年という大きな枠で資金的な余裕を見ながら掛け金を拠出することができます。

月単位の場合だと、毎月1回一定額の拠出をしなければならないため、例えば掛け金を1万円と決めた場合、月によっては苦しい時も出てきます。それが、年単位になれば、資金的に余裕の出る夏・冬のボーナス時期にまとめて6万円ずつ拠出することができます。年単位になったことで柔軟な拠出が可能になりました。

制度改正のポイント

今回の制度改正は掛け金の月額下限額(5,000円)を変えずに、拠出の利便性を上げることが目的になっています。過去、家計への負担を懸念してiDeCoへの加入をためらっていた人も、積極的に老後資金を貯めるようになることが見込まれます。